せれぶ。
たぶんセレブっていうのは人間の中にある集団性の動物としての本能的な部分からでてくる感情なんじゃあないかと今書いている瞬間に考えています。
今の社会で頻繁に出てくるセレブってキーワード。
成功願望を持たなくなった、持つことの可能性を感じられない中で、それでも自分ではない”憧れの誰か”に少しだけ自分の何かを重ねているのかもしれない。
答えなんてないですけれど。
セレブリティ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セレブは、この項目へ転送されています。その他の用法については「セレブ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
セレブリティ(Celebrity/celeb)とは、大衆にひろく注目されている人、話題の人。ラテン語celebritasは「多くの」「大衆」あるいは「名声」「評判」[1]。フォーマルな用法では著名人・名士を表す程度の言葉。1990年代ころ世界的に使われはじめた語で、大衆文化やマスメディアにおいて、芸能人やスポーツ選手のいわゆる「STAR:スター」を呼称する新たな用語として利用されるようになった。
目次 [非表示]
1 概説
1.1 英語のCelebrity
1.2 日本のセレブ
2 雑誌
2.1 日本
3 テレビ番組
3.1 諸外国
3.2 日本
4 用例
5 セレブリティを描いた映画
6 脚注
7 関連項目
概説 [編集]
英語のCelebrity [編集]
基本的に大衆文化にける(日本で言うところの)「スター」「アイドル(偶像)」であり、フォーマルな場面では”rich and famous”(有名でお金持ち)の意味で使われることが多く、王族、大富豪、政治家、芸術家、ミュージシャン、作家、ファッションデザイナー、俳優、スポーツ選手、スーパーモデルなど、マスメディアに繰り返し取り上げられ、優雅な暮らしを送っている経済的に裕福な著名人として記号化、偶像化された人物などに対して通常用いられる。有名でも、大衆に深く尊敬を受けているような人物や、貧乏だったり、質素な生活を送っている人達や、逆に、大富豪若しくは名門の出だがマスメディアへの露出・名前が表に出ることを嫌い、社会的には知られていない人達は、通常、セレブリティとは呼ばれない。
一機数十億以上する、自家用ジェット機で世界を飛び回る者は「ジェット族(Jet Setter)」とも呼ばれる。
元来の意味は大衆の耳目をあつめている著名人を指す言葉であり、現在も広義では、その意味で用いられている。”famous”(有名)という単語と比較すると、”famous”がfame(名声)からなる良い意味での著名さを暗示しているのに対して、celebはもう少し軽い。当然、悪い意味でも使われることも多く、有名な犯罪者の形容としても、この語が使われているのを見ることができる。
下世話な意味で使われることも多く、文脈によっては侮蔑的な意味になるので、使う際には注意が必要である。また、狭義においては、やっかみや侮蔑の意味を込めて、「有名でお金持ち」だが「実体のない人」を指す言葉として使われる(例えば、ヒルトン姉妹が該当する。日本では彼女たちは「元祖セレブ」などと持ち上げられているが、米メディアでは、ほとんど珍獣扱いである)。米国のタブロイド紙ではプロスポーツ選手の伴侶についての話題が好まれ格好のceleb記事としてしばしば利用される。
欧米のマスメディアでは、年末年始に”celebrity of the year”という特集が組まれることが多くあるが、この場合は「(その年の)話題の人」といった意味合いのことが多い。
日本のセレブ [編集]
日本のテレビや雑誌メディアはセレブと略し、金持ち、優雅、高級、などの意味合いで使用している。「大衆に注目されている」かどうかがほとんど重視されないのが日本の用法における特徴である。ラテン語celebritasの語幹が形容詞「Celeber」に由来し、有名な(Celebrated)という意味を持つ事から、ご本家の英語圏では有名人といった意が本来で、セレブリティという言葉自体に「金持ち」や「優雅」などの意味合いはない。
日本では、元来の意味とも一般的な用法とも異なり、「セレブふうなおしゃれな(生活をしている)お金持ち」「セレブふうな身なり、行動パターン」を指し、必ずしも「有名」である必要はない。また、「おしゃれ」に関しても、どちらかと言えば、シンプルではなくゴージャスな物を指す。
日本ではそれまで、セレブという概念がなく単に「金持ち」と言っていたが、1990年代に叶姉妹の出現により、”セレブ”という言葉が広まっていった。セレブリティが持つイメージから、ワイドショーや雑誌等のマスメディアがおしゃれでゴージャスな一般人をセレブっぽいなどと形容し、「素人に縁のない存在」としてではなく、「派手な暮らしをする」(もしくは「裕福そうな生活」)という、セレブリティを曲解した日本独自の意味合いが広まることとなった。また、セレブ犬(裕福な暮らしをする犬のこと)など、接頭辞的に用いられることもある。このような派手な生活をする人間を成金と呼んでいたが、悪意的用法で使われるため、あえてセレブという言葉に置き換えているという指摘もある。
宮崎哲弥は「セレブは誤用であり、成金ときちんと言うべきである。」と『たかじんのそこまで言って委員会』で述べている。
一方、女性誌では知的で魅力的な女性を言ったり、ただ優雅なだけをさす場合もあり、意味は拡散し、拡大傾向にある。また「金持ち」と言うと嫌味、生々しさがあるため「セレブ」と言い換えたりする例も多い。さらにプチセレブ(ちょっと豪華、ちょっと贅沢、ちょっとおしゃれ、ちょっとお金に余裕がある、といったような意味。ここでもセレブリティの元来の意味である「有名」という意味は含まれない)という本来の意味から外れた言葉も生まれ、流行を追うことで悦に浸っている女性像を暗にあらわしている。商業広告では「極上の○○(商品名)でセレブなひとときを・・」なども散見される。またセレブとセレブリティを別に考える傾向も見られる様になった。現在、女性誌などで、自ら「セレブ」と名乗る読者モデル(特にOLや学生、派遣社員からフリーター、肉体労働者などからお水関係まで)がいるが、そう名乗る人々の大部分はセレブに値せず、あくまで「自称」である。最近は、自分から「セレブ」と誰でも彼でも名乗ってしまい、実際にはセレブとはまったく違う、単なる読者モデルたちが「セレブ」を名乗ることに批判的な意見が多い。
元来の意味合いで該当する人を挙げた時、名の知れた芸能人はほぼ全員当てはまる。また、一般的に使われる「有名でお金持ち」との意味合いでも、かなりの数の芸能人が該当し、数え切れない程のセレブがいる事になる。反対に、元来の意味でも、一般的な用法でも、「裕福」であったとしても、著名人、有名人でなければ該当しない。これは叶姉妹の影響で、過ったセレブの意味合いが流布した為の誤解であり、理解していない芸能人も多い。
純金融資産1億円以上保有者が会員となるSNS YUCASEE(ゆかし)は、日経ニュース等でセレブSNSと紹介された。純金融資産1億円以上の日本人は全人口の1.9%程度。世界的な基準であっても、金融資産1億円程度をもって資産家として著名(セレブ)と呼ばれることはまずないだろう。
雑誌 [編集]
日本 [編集]
日本初のセレブ雑誌は、海外セレブ・マガジンの『GOSSIPS』。2007年6月18日にトランスメディア社発行・オウトグラフ社編集で創刊され、毎月1万部の高ペースで部数を増やしている同誌は、海外セレブのゴシップ、ファッション、ビューティー、ライフスタイルなどを扱っている。これまでの映画誌とは違い、セレブの表の姿よりもプライベートでのゴシップやファッションなど裏の姿にフォーカスしている。また同誌は、海外セレブ・マガジンのパイオニアとして、テレビやラジオなど他のメディアに出演協力や情報提供を多数おこなっている。
テレビ番組 [編集]
諸外国 [編集]
セレブが出演するテレビ番組は、世間離れしたセレブの言動が受け、高い人気を誇っている。例えば2002年には、オジー・オズボーン一家のビバリーヒルズの豪邸でのハチャメチャな日常生活を追った、MTVのリアリティ番組「オズボーンズ」が世界的な人気を獲得、家族揃ってお茶の間におなじみの存在へとなった。海外でこの種の番組はリアリティショーとして放映されている事が多い。
日本 [編集]
日本にもセレブ紹介番組は存在している。近年では『世界バリバリ★バリュー』(毎日放送)が挙げられる。この番組は初期はサーカス、会社などを紹介する番組だったが、中期から「お金持ち(成金)、セレブ紹介番組」に完全にシフト。すると低迷していた視聴率は同時間帯では常に上位で高い支持を得る様になった。
だが、プライベートを全国区に晒す訳で、一歩間違えれば犯罪に狙われる可能性がある。2006年6月に東京都渋谷区で起こった誘拐事件は誘拐された女子大生の母親(池田優子)が医師(美容整形外科医)で、よくテレビで家の中や高級車などを映していたので狙われることとなった。セレブの事件・不幸・転落をあざ笑ったり、嫉妬する風潮が日本にもあり、雑誌やテレビでもそのような特集がされる事も多い。