首相の問責決議で野党不在の中「ACTA」衆議院本会議で可決してしまいました。
また負けたか。。
といっても、管理人は弱者なので、生まれてこの方負け続けておりまして、数百回負けたくらいでは、全くへこたれたりしないのでありまして、何回でも立ち上がって食い下がるわけであります。
以下引用
衆議院本会議が6日午後に開かれ、「偽造品の取引の防止に関する協定(ACTA)」の締結を賛成多数で承認した。
すでに参議院で先に可決していたもので、日本がACTAを批准することが決まった。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120906_557783.html
同日行われた委員会の審議では、ACTAを根拠にインターネット規制が強化される恐れがあるとの指摘について、玄葉光一郎外務大臣、山根隆治外務副大臣、外務省の八木毅経済局長が繰り返し否定。
ユーザーがインターネットサービスプロバイダーによって監視されたり、インターネット上の表現の自由など基本的人権が脅かされるのではないか、あるいは税関で個人がPCの中身を(海賊版コンテンツが含まれていないかなど)チェックされるのではないかといった懸念は「誤解」だとした。
また、玄葉大臣は、日本では「本協定を締結するために、これ以上の国内法令の改正を行う必要は全くない」と明言した。
野党委員が欠席したままで開かれ、与党委員だけでの採決だった。
以上引用おわり
全文は
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120831_556512.html
ということで、ACTA通過してしまいました。
ただ、実際の成立には6カ国の批准が必要とされているため、直ぐにこの条約が成立することはないようです。
しかし、この条約が経済産業省ではなく、外務安全保障委員会から提出されているということを考えれば、この条約が、偽造防止の条約などではなく、軍事的な観点から提出されたことは明らかです。
軍事的観点からのインターネットの監視と規制を本格的にやるためのプラットフォームなのは、間違いないと思います。
そうでなければ、欧州で250万人もの反対署名を集め、EU議会で478:39の圧倒的大差で否決された条約を なぜ五輪をやっている最中に突然参院を通過させ、首相の問責決議を可決させた後に、野党不在のまま、ろくに審議することもなく、無理矢理ハイスピードで通過させたのか?
日本代表サッカーの裏で成立させたのか?
なぜ、これほど情報統制のセオリー通りに成立しているのかが、分らなくなります。
そう、これは、私達一般市民にとって、とてつもなく都合が悪い条約であるがために、情報統制のセオリーに忠実なのです。
おそらく、この条約に対し、与野党の議員達のほとんどは、危険がよく分っていないのではないかと思います。
なので、これからも粘り強く働きかけ、この条約を撤廃しましょう。
よろしくお願いいたします。
STOP ! ACTA