毎年思うことなんですが、ここ数年、渋谷などでよく見かける女の人の服装が本当に本当にオシャレになってきているなと思います。
どういうスタイルがかっこいいのかというような優劣は個人の好みによると思うのですが、それぞれその人自身にフォーカスしてみると、本当にみんな”自分に似合う”服装をしているなと感じます。
スタイルを良く見せる、ということに関してはもう、これ以上はレベルアップしなくてもいいんじゃないか?というぐらいになっていると感じます。
よく一昔前までは日本のファッション雑誌などは「カタログ雑誌」などと呼ばれていることが多かったと思いますが、今雑誌を見てみるとそこには「アイテム」によるカタログというよりは「スタイル」によるカタログになっているなと感じます。
もうアイテムじゃなくてコーディネートが見開きの2ページの中をどどどどーって何個もたくさん載ってましたから。。。
読者が「何を買うか」ではなくて「どういうコーディネートをするか」というようなところに目線が変わってきているんだと思います。
なんだか面白い変化です。
今までは「一般的なオシャレな人」と「ものすごくオシャレだと言われるような人」の違いはいわゆる”着こなし”とか”その人の体型に似合うバランスを知っている”とか言われるような部分だと僕は思っていたのですが。
渋谷や原宿などのこの状況を見ている限り、”着こなし上手”というのももはやそんなに珍しいレベルではないなと感じてしまいます。
ちょっと前までは”それなりにキレイで流行っぽいバランス”で着ていたと思っているのですが今では”ものすごくキレイでその人に似合うバランス”で着ていると思います。
(もしかしたら僕が全然おしゃれがわからないぐらいにダサい可能性もあります笑)
一般的な平均レベルがものすごくあがったんだと思います。
一般的には「豊か」になったのかもしれません。
昔はテレビも車も冷蔵庫も一握りの人たちだけのものだったのが、今では一家に一台当たり前。
こういうことと似てるのかもしれないです。
でも、例えば。
かっこいい人って、締めるものとされてる制服の第一ボタンを開けたりしちゃう。
ルール破っちゃうんですよね。本来想定されてないところに移動しちゃうんです。
きっともうどこかで誰かが何か別の次元軸を新しく作り始めて、また新しい価値観を求めてファッションも広がっていくんだろうなと思って、未来にわくわくしちゃいます。
やっぱ、服って楽しいです。
そろそろワードローブを新しくしたい笑
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