Fashion Show

Jean Paul Gaultier

シンプルな黒のニットに白のライン使いが印象的なパンツスタイルで始まったJean Paul Gaultier。コレクション全体を通してグラフィカルなライニング使いはキーとなりジャケットやパンツまでデニムを使ったアイテムが多数登場した。テイラードジャケットは肩パッドががっちり入りビッグショルダー気味でそれにコーディネートするのはスーパーワイドパンツやジーンズ、ボンデージパンツなど。デニムで出来たキャミソール(コルセット?男性用ブラジャー?)のような物やラップスカート、ホルターネック、キュロットスカートのような物まで登場しそれを敢えて男性色の強いモデル(筋肉質なモデル)に着せることにより、よりジェンダーレス(性差の境の無い)が強調されていた。いつも以上に Gaultier色が色濃く提案されたシーズンだった。

Photo:Takahito Sasaki Text:Masaki Takida

コメントは停止中です。