Fashion Show

Hugo

前回のパリメンズコレクションにて鮮烈なデビューを飾ったBruno PietersによるHugo。今回は前シーズンのレディースでViktor&Rolf, John Galliano, Hermesなどビッグメゾンがこぞって使用した会場を舞台に、幾何学に組み合わせたランウェイそして客席までをインビテーション同様白一色に。
今回Brunoが着想を得たのはドイツ人のアーティスト/写真家であるWolfgang Uhligのシースケープ。Uhligの作品の自然と建築の組み合わせにヒントを得て今コレクションを構成するエレメントに。
波の音をBGMに始まったファーストルックはラペル部分が印象的なジャケットに足元まで白で統一されたオールホワイトのルック。最初の数ルックは白で統一されまずはインナーからスカイブルーのシャツ、その後は徐々に色を帯びていき水平線を連想させるストライプのアイテム、ネイビーやゴールドのスパンコールのアイテムも目立った。スリムなボトムスはボリュームのあるトップスに合わされ逆にスリムなトップスはボリュームのあるボトムスとコーディネート。パンツの丈は短めで足元は全てサンダル背面をクロップドしたジャケットや男性的なシルエットを誇張したショルダーラインのジャケットにグラフィカルな要素を兼ね備えたアイテムなどBrunoらしいミニマルかつシャープなテーラリングテクニックを存分に組み込んだコレクション。

Photo:Takahito Sasaki Text:Masaki Takida

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