蘆田マサトさんのブログでいう「力学」というものを受けて。
「ファッションデザインとは、支えられるものがその時々によって異なるという偶然性に依存するものと言えるのです。」
あぁ、支えるという意味で言うなら”カルチャーの背景として存在する想像力や論理”によっても支えられているなぁ。
と思いました。
価値 を 力学による集積
と捉えるのも面白く、新しく多様化していくうちに
y=x+a
であったものが
y=xz+a
のようになっていくこの変化(多様化とはこういうこと)を「新たな力学が現れた」というふうに言葉に与えられて言っているようです。
ぼくはもともとイメージ的にこういう数式的というか、グラフ的に捉えていたものをあらためて”言葉”で捉え直されたときに、少しハッとする想いです。
イメージで捉えていくことと、記号による論理による展開というのは似て非なるものだなとも再認識。
まさしく右脳と左脳ぐらいに近くて遠い。
ちなみにぼくの考えなのですが。
新しいものが生まれて、その新しいものが理解できないという場合、大体の場合はその観測者は上の式”y=xz+a”のこの新しく現れた”z”を認識できずに扱えないために、どうがんばっても解にたどりつけないというものです。
おばあちゃんが孫に向かって「あんたそんな穴の空いたジーンズなんて履いてみっともない」なんて言葉を投げかけるのはつまりこういうことです。
ものごとには色々な”道”があるもので。
まだまだ面白いなと思いました。
新たな発見を与えてくれる機会に感謝。
夏の読書感想文のような。笑
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