Interview

POTTO “ワイルドスタイルとか恐山” 3/4

“5年間のブランクがありましたが今回1回きりでイベント的な感じで終わらせる気はないです。
勿論気がのらない時はやらないですけど今は気がのっているんでやりたいです”

→POTTO “ワイルドスタイルとか恐山” 1/4
→POTTO “ワイルドスタイルとか恐山” 2/4

―次のショーのことは考えているんですか

次は勿論あります。

―5年後ですか

今年、もしくは遅くても来年にはやります。

―今年ってことはないですよね

いや、そんなことはないです。僕もわざと他の人と時期を外してやっているわけではないんです。みんなと合わせてショーが出来たらと心の中では思っている。やっていることにシーズンは関係ないけど別に一緒にやってもいいですよね。その方が人も来やすいですし。わざとずらしているのではなくずれていく・・・・。でも半年ずらしたら他の人達と合っちゃいますよね。次は今年!・・・・・・ってこともあると思いますよ。まだ始めてはいないですけど。
今回も実際に洋服を作り始めたのは5月以降なんですけど生地はそれ以前からちゃんと作っていました。

―オリジナルで生地も作っていたんですか

そうなんです。その辺誰も触れてくれないんですけど。今回は特にオリジナルの生地が多かったんです。お店で売っている洋服もプリントに関しては全てオリジナルです。勿論そうじゃないものもありますしだからといって特に区別はしていませんが。

―正直素材に関してはリメイクをしたり、100円均一の時もそうですが、どんな生地を使っても自分のクリエイションに出来ることがわかっているからあまり生地に対してのこだわりということに目を向けてこなかったのはありますね。勿論ファーを使わないとかレザーを使わないとかは知っていましたが

プリントは全部自分で刷っているんですよ。生地の段階から作ったりもしますが今回は失敗して使っていません。生地は機屋さんで作ったとか産地で作ったとかではなくそれもうちで作っています。糸から作ったりはしていません。

―5年というブランクがあったわけですがなぜショーをまたやりたいと思ったんですか

それは前からずっとやりたかったからです。5年間のブランクがありましたが今回1回きりでイベント的な感じで終わらせる気はないです。
勿論気がのらない時はやらないですけど今は気がのっているんでやりたいです。多分今は僕以外の人も「ショーをやりたい」ってなってると思うんです、そういう時期なんです。

―多分次は何年後かなとみんな思っていると思いますよ

じゃー間髪いれずにやった方がいいかもしれないですね。「5年振りだったから見に来たけど次があるんだったら来なくてもよかったな」って後悔されるかもしれないですけど。僕の頭の中と世の中のギャップが凄い。僕は次をすぐにやるつもりなんですよ。

―多分時期を問わずにやりたい時にやるスタンスだと思われていると思うんですよ

僕は本当は来月にでもやりたいと思っていますよ。実際は無理なんですけど。

―それはショーをやってみて次もやりたいと思ったんですか、それとも今たまたまやりたい時期なんですか

前からずっと定期的にショーをやりたいとは思っていました。ただ気が付いたら5年経っていた。バックトゥーザフューチャー的な感じです。何年後というのはありえないです。年に1回はやりたいし、半年に1回はやれたらやりたい。やりたくない時はやらないし、シーズンが来たからやるということではないですが。

―ではなぜ今やりたいんでしょう

それが恐山なんだと思います。カルマ的な。呪いというか。音楽やっている人はライブやりたいですよね。それと全く一緒なんですよね。

―以前のようにランウェイ形式ということもあり得るんですか

勿論ランウェイでも良いと思っていますしそういうこともやりたいとも思っています。やる気があるということではなくやりたかったらやる。ランウェイだから駄目とかはない。

続く

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