hpgrp GALLERY東京にてアンテ・ヴォジュノヴィックの新作展、「Blanc de Blanc (ブラン・ド・ブラン／白の中の白)」が開催される。

ヴォジュノヴィックは光を、水、風、石、さらには時間や、「白」といった媒体や概念を彫刻表現の素材として操るアーティスト。日用品等を巧みに取り入れ、既成概念にとらわれること無く素材を自由に遊ぶ彼の作品は、驚きと愉しみに満ちており常に新しい感覚を提供する。
ヨーロッパ、アメリカを中心に多くの個展を開催し、1997年の来日以来、日本を拠点に活動している。かねてより立体表現にこだわり続けるヴォジュノヴィックは「立体であることが、説明義務から逃れる最善の方法」とし、観衆には「どこからでも眺め、触り、モノのカタチと存在を五感で体感する」双方向のコミュニケーションを望んでいます。また、「空間」そのものも自身の作品の一部とし、「”空っぽ”は至極当然のようにモノと同様」とも語る。

本展では、彼の身体に刷り込まれたマグレブの光や、幼少期にギリシャの島々で見Chaux(ショー)という塗料のような「ブラン・ド・ブラン（白の中の白）」を要素としたインスタレーション作品を発表する。

【ANTE VOJNOVIC / アンテ・ヴォジュノヴィック「Blanc de Blanc (ブラン・ド・ブラン／白の中の白)」】
会期：2011年1月7日(金)－1月30日(日)
会場：hpgrp GALLERY 東京
東京都渋谷区神宮前5-1-15 CHビル B1
Tel:03-3797-1507