2013年6月30日、パリ・グランパレにてHEDI SLIMANEによるメンズのセカンドコレクションが発表された。
コレクションは、TEDDY BOYSからインスパイアされ、ウェアはもちろん、モデルには実際に活動しているミュージシャンをキャスティングすることにより独自の世界観とTEDDY BOYSを表現している。
そして1月25日(土)よりコレクションアイテムが全国で一斉に展開スタートする。
スカジャン、チェッカーズフラッグライダース、モックタートル、アロハシャツ、ハイウェストデニム、ポインテッドの”DUCKIES”シューズ、バンダナなどコレクションを象徴するアイテムが数多く展開される。
またファーストコレクションに続き、今回のコレクションでも若手アーティストとのコラボレーションが話題となった。中でもLOOK25のスカジャンのバックに刺繍されたルーク・トーマスの”BLOOD LUSTER”（写真中央）は印象的で注目を集めた。
ルーク・トーマスは、バーモント州ブラトルバラに暮らし、ひっそりと活動するアーティスト。彼はニュージャージー州の殺伐としたコンクリートの林と、バーモント州南部の緑茂る神秘的な土地を行き来しながら成長期を過ごし、10代のときにバーモントでパンクシーンに出会った。若き日のトーマスは、90年代パンク同人誌文化の擦ったようなコピーアートのほか、父親が持っていた膨大なアングラコミック・コレクションにも夢中になった。
ミネアポリス芸術デザイン学校を卒業後、ニューイングランドに戻って地域のインディペンデント出版社やレコード会社から仕事を請けるようになった。兄のカイルとのコラボレーションも多く、King Tuff、Witch、Happy Birthdayなど、多くのカイルの音楽プロジェクトでビジュアルを担当している。ルークの作品は、Sub PopやBurger Recordsらのリリースに使われている。
