VACANTでは2002年日韓ワールドカップの日本代表メンバーでつい先日引退発表された戸田和幸さんをゲストに迎え”サッカー選手のセカンドキャリア”をテーマにしたトークシリーズ「ball or something」の第四回目を開催する。第一回目の石塚啓次さん、第二回目の財前宣之さんに引き続き、第三回目の松原良香さんに続き、第四回目となる。
プロサッカー選手は「個人事業主」だと言われる。クラブとその都度契約を更新し、自分の居場所を作る。そうしたサッカー選手が、サッカー選手でなくなったらどうなるのか。
Jリーグ創設から20年。毎年100名以上の選手が新しくプロになり、押し出される形で100名を超える現役選手たちが引退している。
平均引退年齢26歳という厳しいプロスポーツの現実の中で、選手たちは、その後どんな新しい道を歩き始めるのだろうか。
解説者や指導者を始め、JFL/地域リーグへの移籍、海外クラブへの挑戦、クラブ職員、サッカー教室、就学、もしくは新たなフィールドへとチャレンジする人もいる。
何を考え、どうやってそこにたどり着いたのか。元サッカー選手にとっての“働く”ということを直接伺い、探っていく。
4回目のゲストは、つい先日引退を発表されたばかりの元日本代表の戸田和幸氏。
2002年日韓ワールドカップの代表として全試合に出場し、その翌年にはプレミアリーグに挑戦。
豊富な運動量とクレバーな判断力で日本代表の中盤を固めた戸田氏は、今年シンガポールリーグでのプレーを最後に、ユニフォームを脱ぐことを決意した。
J1、J2含め、現役生活18年間で5カ国11クラブでプレーした戸田氏。
怪我や幾度かの戦力外通告、その度に自ら望んだ新天地。引退を決断されるまでも、引退の危機、覚悟はあったのだろうか。
また、35歳という年齢で進み始める次なる人生のスタートは、いかに決断されるに至ったのか。
引退直後、「引退へ」としてまた「次の現役へ」。
今まさにセカンドキャリアを歩み始めた男に聞く、仕事としてのサッカー、職業としてのサッカー選手。
2013.12.15 (sun)
at VACANT
13:30 open / 14:00 start
料金:¥1,000
出演:
戸田和幸(元日本代表)
聞き手:
山口博之(BACH)
予約:booking@n0idea.com (VACANT)
*件名を「ball or something」とし、本文に「お名前/人数/ご連絡先」を記入したメールをご送信ください。
*万が一、2,3日経っても返信がない場合は、03-6459-2962(VACANT)までお電話ください。
主催:HUTU、山口博之
Illustration by Noritake