Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 期間中に行われたCHRISTIAN DADAのランウェイショーにアメリカのハードロックバンドKISSが特別ゲストとして出演した。
7年ぶりの来日を果たし、最新アルバム「モンスター~地獄の獣神」も大ヒット中のKISSのメンバー4名がフィナーレを飾り、メンバーのポール・スタンレーはCHRISTIAN DADAの制作した衣装を着て登場し会場を盛り上げた。
この夢のコラボレーションは親日家でもあるKISSが日本の若手クリエイターとのコラボレーションを希望していたこと、そして今回の来日のタイミングとMBFWTの会期があったことから実現した。Lady GaGa他これまでにも海外アーティストの衣装制作経験もあるCHRISTIAN DADAの世界観と融合したサプライズなショーは盛況のうち幕を閉じた。
CHRISTIANDADAのコメント:
(ショーを終えて)うれしい気持ちです。デビューしてまだ4年にも満たない自分のブランドが、70年代以降から活動されているKISSとコラボレーションできたことは光栄です。今後もこのような仕掛けをして、もっと世界で活躍できるデザイナーになりたいです。
KISSのコメント:
KISSは約40年もの間、世界中のファッションやスタイルに影響を与えてきました。
今回7年ぶりの来日ですが、日本のファッション界においてとても重要なMBFWTに関われたことはKISSにとって本当に良かったです。独特で素晴らしい日本の文化やスタイル、将来、世界に影響を与える素晴らしいデザイナーとのコラボレーションもとても素晴らしい経験になりました。
衣装について:
今シーズンのテーマである「暴走族」をイメージした特攻服を着用した。ゴールドの全面箔プリントのスーツ地、背中にはKISSを漢字で表した刺繍やライブのキャッチコピーなど刺しゅうを施したデザインとなっている。