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Robin Fry 個展 Wah Steel

ヒロマート・ギャラリーでは、ドイツ・ベルリンを拠点に画家、パフォーミング・アーティストとして活動するカナダ人アーティスト Robin Fry(ロビン・フライ)の 個展『Wah Steel』を開催する。
昨年好評を博した日本初個展に続く、2度目のロビン・フライ個展となります。

ロビン・フライの新プロジェクト「Psychedelic Rock Opera(サイケデリック・ロック・オペラ)」からの作品を初発表。このプロジェクトは、絵画、執筆、サウンド、そしてパフォーマンスと繋がっていく可能性を秘めた彼の長期的なプロジェクトとなる。
今展で、フライは、経験や妄想から得た彼の頭の中にあるストーリーに基づいたフィギュラティブ・アートを抽象概念を基礎にしたアブストラクトの中に持ち込むことで、自身の抽象芸術を追求し展開していく。

彼の「Psychedelic Rock Opera」からのオオカミ人間、ハーレクイン(道化)とマイム役者がサブジェクトです。まるで彼自身が語り部のようになり、物語風の抽象絵画を鑑賞者に発表する。

Robin Fry (ロビン・フライ)
展覧会名:Wah Steel
会期:2013年9月6日(金)〜10月13日(日) 午後1時〜7時
(休廊:月、火)会期以外のご来場はご相談ください。
会場:ヒロマート・ギャラリー
〒112-0014 東京都文京区関口1丁目30-7三村ビル1階
電話番号:03-6233-9836 
HP:http://hiromartgallery.com

アーティスト・ステートメント
まだ書かれていない「Psychedelic Rock Opera」からの未実現な題材を表現している部分的に抽象的な造形、これらをそれぞれの絵画に思い描いている。さまざま役者を絵画の中に垣間見せ、オペラの世界を歪曲的、またはプリズムの窓のように展開する。主役は、1980年代特定の色々な電子デバイスのインストラクション・マニュアルのフェチであるオオカミ男。合成スチール・ドラム以降は、彼自身を「Wah Steel」と名乗っている。

Robin Fry (ロビン・フライ)
1976年、カナダ・ノバスコシア州ハリファックス生まれ。
Emily Carr Institute of Art and Design及びNova Scotia College of Art and Design (NSCAD)で絵画を学んだ。2002年にNSCADで美術学士(BFA)を取得し、トロントへ移り、絵画・造形・映像の制作、展示に重点を置いた。彼の個展は、トロントのPaul Petro Special Project Space、Hunter and Cook gallery、バンクーバーのHelen Pitt Galleryで開かれた。彼はまた、実験音楽のいろいろなグループでも活動を行った。
2009年より拠点をベルリンに移し、活動している。
最近では、2012年に日本での初個展「Golden Altitudes(黄金高度)」がヒロマート・ギャラリーで開催、また同年、Paul Petro Contemporary Art(カナダ・トロント)で個展が開かれた。

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