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インターナショナル・ウールマーク・プライズ2013-2014 インド・中東地区 優勝はラフル・ミシュラに

インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2013/14 インド・中東地区審査会が 7月25日にニューデリーのリーラホテルで行われ、ラフル・ミシュラ(RahulMishra)の優勝が発表された。
ザ・ビジネス・オブ・ファッションの創始者であるイムラン・アーメッド氏、デザイナーのマニッシュ・アローラ氏、国 際羊毛繊維機構(IWTO)のピーター・アクロイド理事長、ザ・ロック・グループ CEO のサイモン・ロック氏、イン ド・ファッション・デザイン協議会(FDCI)のスニル・セティ理事長ら審査員により勝者が決定された。
ラフル・ミシュラは、人類の旅と、過去 1 世紀の間に地球に起こった変化の過程を表現したウールのアウトフィ ットで受賞した。優勝作品はメリノ・ウールの糸を使って斬新な図柄が手刺繍されたメリノ・ウールのジャケッ ト・ドレスで、その刺繍のデザインは、8 枚の花弁をもつ 1 輪の蓮の花が複雑な構造に変化することから考案された。

インド・中東地区から集まった 10 組の有望なデザイナーの中から選ばれたラフル・ミシュラは、50,000 豪ドル (約 450 万円) の補助金と 2014 年 2 月にミラノで行われるファイナル審査会へのインド・中東地区代表として の出場権を獲得した。今後 6 カ月の間にメリノ・ウールを主な素材とするカプセル・コレクションを制作することになります。完成したコレクションはアジア、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパから選ばれた他の 4 組のフ ァイナリストが制作するコレクションと並んでファイナル審査会で発表される。
ファイナル審査会は、100,000 豪ドル (約 900 万円) の優勝賞金のほか、ロンドンのハーベイ・ニコルズ、ニュ ーヨークのサックス・フィフス・アベニュー、ミラノの 10・コルソ・コモ、中国のジョイス、シドニーのディビッド・ジョ ーンズなど世界有数の小売店や、ドイツに店舗を持ち、ファッション・オンラインストアも展開する マイテレサでの販売の機会をめぐって競われる。
ザ・ウールマーク・カンパニー最高マーケティング責任者のロブ・ラングトリーは、「ラフルのインド・中東地区優 勝をお祝いします。インターナショナル・ウールマーク・プライズはアラブ首長国連邦、パキスタン、レバノンを含 むインド・中東地区へも広がり、毎年競争が激しく、興味深いものになっています。これからラフルが 2014 年 2 月にミラノで行われるファイナルイベントへ向けて歩む道のりをサポートすることを楽しみにしています。」と述べている。

インターナショナル・ウールマーク・プライズ 公式ホームページ: www.woolmarkprize.com 推薦団体

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