京都にファッション専門のギャラリー「gallery 110」が7月14日より開設される。
「gallery 110」の運営メンバーはファッションの研究者、キュレーター、デザイナーなど様々な立場の専門家によって構成されている。それぞれの立場から良い作家・作品を選定し、多様な視点でファッションの歴史=文脈を作り上げることを目的とする。
”日本にはファッションを学ぶことのできる学校が数多くあるにも関わらず、そうした学校の学生および卒業生が作品を発表するためのスペースはこれまでほとんどありませんでした。もちろん、ビジネスとしてのファッションショーや展示会というシステムはありますが、ファッションはビジネス的な側面がすべてではありません。ビジネスから離れた作品発表も、ファッションの文化的な側面を成熟させていくためには意義のあるものであるはずです。また、レクチャーや勉強会など、ファッションを考えるための場としての機能も持たせます。
そのほか、展示会や受注会への貸しスペースとしての利用していただきたいとも考えています。近年、東京以外で受注会を開催する若いデザイナー/ブランドが増えてきていますが、そうしたイベントはファッションを学ぶ学生にとって様々な作品に触れるよい機会であり、ひとつの教育の場としても成立すると考えられます。
「gallery 110」という新しい場が、日本のファッションを豊かにすることの一助になるようメンバー一同努力して参ります。”
gallery 110
オープン日:2013年7月14日(18時からオープニングパーティを開催)
所在地:〒604-8381 京都市中京区西ノ京職司町67-15 1/8 bldg. 4A
メールアドレス: gallery110kyoto@gmail.com
ブログ:http://gallery110kyoto.blogspot.jp
Twitter:@gallery110kyoto
営業時間: イベントにより異なる
運営メンバー:朝倉三枝(神戸大学准教授)
蘆田裕史(京都精華大学講師)
石関亮(京都服飾文化研究財団キュレーター)
井上雅人(武庫川女子大学講師)
小梶真吾(京都造形芸術大学4回生)
小北光浩(神戸芸術工科大学助教)
筒井直子(京都服飾文化研究財団アソシエイト・キュレーター)
成実弘至(京都造形芸術大学准教授)
サポートスタッフ:高原颯時、立川愛子、束田成也、松吉美紀
内装アドバイス:藤田慶(フジタケイ建築設計室)
展覧会予定: 「two_two 展」
小梶真吾+立川愛子、高原颯時+束田成也の2組による作品展示。
2013年7月14日(日) – 7月26日(金)
12:00 – 20:00(最終日のみ17:00まで)
※7月14日18時よりオープニングパーティを開催いたします。
今後のイベント情報は下記のブログでお知らせいたします。
http://gallery110kyoto.blogspot.jp/