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朗読劇 銀河鉄道の夜 at 叡山電車

言葉によって、言葉にできない、新しい宇宙を生みだすー宮澤賢治の不朽の名作『銀河鉄道の夜』を小説家・古川日出男がオリジナル脚本に仕上げた朗読劇『銀河鉄道の夜』が、京都、高知、大阪と、はじめて西をめぐる。古川日出男みずから渾身の朗読とともに、音楽家・小島ケイタニーラブの音楽と歌、詩人・エッセイスト管啓次郎の書き下ろしの詩、そして翻訳家・柴田元幸のユーモアにあふれたバイリンガル朗読が加わり、枠を越えた個性のぶつかりあいから生まれた、まったく新しい「賢治」の世界。
京都公演の舞台は叡山電車。走る列車の中で歌と詩が交錯し、夜空の星と川面のきらめきが、1つになる。鞍馬駅の待合室での特別上演もされる。叡山電車がまさに銀河鉄道になる夜。

出演
古川日出男(脚本)、管啓次郎(詩)、小島ケイタニーラブ(音楽と歌)、柴田元幸(翻訳)

日程
5月25日(土) at 叡山電車
集合:出町柳駅の改札前 受付開始:18時 出発:18時32分
料金:予約3300円 当日3500円(出町柳駅〜鞍馬駅の往復乗車賃込み)
申し込み:ignition.gallery@gmail.com
件名を「朗読劇 銀河鉄道の夜 at 叡山電車」として、
お名前・携帯電話の番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
イベント詳細
http://ignition-gallery.tumblr.com/post/48674576143/at
プロフィール
*古川日出男(ふるかわ・ひでお) 
 1966年生まれ。小説家。主な著書に『馬たちよ、それでも光は無垢で』(新潮社)、『LOVE』(新潮文庫、三島由紀夫賞)、『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)、『アラビアの夜の種族』(角川文庫、日本推理作家協会賞・日本SF大賞)『聖家族』(集英社)『ドッグマザー』(新潮社)など。文学の音声化にも積極的に取り組み、CDブック『春の先の春へ 震災への鎮魂歌/古川日出男、宮澤賢治「春と修羅」を読む』や雑誌付録のDVDなどを発表している。最新作は『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社)。
*管啓次郎(すが・けいじろう) 
1958年生まれ。詩人、比較文学者、明治大学教授。主な著書に『コロンブスの犬』『(河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『野生哲学 アメリカ・インディアンに学ぶ』(小池桂一との共著、講談社現代新書)、『海に降る雨』(詩集、左右社)など。サン=テグジュペリ『星の王子さま』(角川文庫)など翻訳書も多数。11年、野崎歓とともに『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)を編集、『チェルノブイリ 家族の帰る場所』(朝日出版社)翻訳。HYPERLINK “http://monpaysnatal.blogspot.jp/”http://monpaysnatal.blogspot.jp/
*小島ケイタニーラブ(こじま・けいたにーらぶ) 
1980年生まれ。2009年、ロックバンドANIMAのヴォーカリストとしてWEATHER/HEADZよりデビュー。2010年、古川日出男、蓮沼執太、近藤恵介、鈴木雄介とthe coffee groupを結成、『ワンコインからワンドリップ』をリリース。11年にはROVO益子樹プロデュースによるANIMAの2nd album『シャガール』をリリース。12年、本公演の主題歌「フォークダンス」も収録する初のソロ・アルバム『小島敬太』をリリース(WEATHER/HEADZより)。HYPERLINK “http://www.keitaney.com/”http://www.keitaney.com/
*柴田元幸(しばた・もとゆき) 
1954年生まれ。翻訳家、東京大学教授。訳書にポール・オースター、チャールズ・ブコウスキー、レベッカ・ブラウン、トマス・ピンチョン、アーネスト・ヘミングウェイ、ジョゼフ・コンラッド、エドワード・ゴーリーなど多数。著書に『つまみぐい文学食堂』(角川文庫)『ケンブリッジ・サーカス』(スイッチパブリッシング)など。編著に『モンキービジネス』など。2012年、ポール・オースター著『ブルックリン・フォーリーズ』(新潮社)翻訳。

■共催・企画・制作
叡山電鉄、朗読劇「銀河鉄道の夜」実行委員会
、熊谷充紘(ignition gallery)
■協力:ロマンチック叡電プロジェクト、night cruising、うめのたかし、鷹取愛、

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