スタイリスト大森伃佑子氏が手掛ける着物ブランド「DOUBLE MAISON」のお披露目会が開催された。

DOUBLE MAISON(ドゥーブルメゾン)は、着物と洋服を「身につけるもの」という大きな視点をもって、従来のルールに制約されない、生きたコーディネートを提案することを掲げ立ち上げられたブランド。年齢や時代、場所といった境を超え、洋服と着物の垣根から自由になって、おしゃれが大好きな永遠の女の子たちの、夢を共有するクローゼットにという世界観を提案する。

ベルベットの華やかなガウンからパンツ、足袋、小物まで幅広い品ぞろえで、着物と洋服の垣根を超えたアイテムたち。披露された着物は、アパレルの技術やノウハウを駆使されており、伝統や儀礼的な従来の着物制作の方法論を大胆に見直し、インクジェットプリントやパイピング等の加工を施すことで日常性に溶け込むデザインに仕上げる。

またアートディレクションは、菊地敦己氏、イラストレーションは、塩川いづみ氏が担当し、会場の空間デザインやイメージビューをディレクションしている。

当面はweb販売だけとなり、今後ショップでの取り扱いについても検討を進めている。

DOUBLE MAISON
www.doublemaison.com

Photo & Text:Fumiya Yoshinouchi