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rooms24 “冒険-BOUKEN” 注目ブランドをPick Up 第4回 “Accessory Area”

ファッションとデザインの合同展示会「rooms24」が2月21日(火)-23日(木)、新会場となる科学技術館にて開催された。
第3回目となる今回は「Accessory Area」より注目ブランドを紹介していく。

→rooms24 “冒険-BOUKEN” 注目ブランドをPick Up 第1回
→rooms24 “冒険-BOUKEN” 注目ブランドをPick Up 第2回
→rooms24 “冒険-BOUKEN” 注目ブランドをPick Up 第3回 “扉の向こう側”

Accessory Areaにはジュエリーから雑貨、バッグやシューズに至るまで、ジャンルにとらわれない様々な作品が並ぶ。暖かみを感じるフォークロアからクールなアーバンまで、独創的なデザインの作品でエリア全体が彩られていた。日本のブランドだけでなく、「DUBAI♡TOKYO」というテーマのもと、今回rooms初出展の「ドバイブランド」など海外ブランドのハイクリエーションも展開する。

LUGH、Kanoe La ni
メンズアイテムのブランド「LUGH」とレディスアイテムのブランド「Kanoe La ni」。
「LUGH」は蝶ネクタイだけのブランドとして展開。「クスッと笑ってしまうような、男のための遊び心のあるアイテムを」をテーマに、エッジの効いたキッチュなデザインの蝶ネクタイが並ぶ。素材にはクールで洒落た金属やカラフルなアクリルが用いられていて、全て国内生産。
そして「Kanoe La ni」。アクセサリーを買いあきた女性に提案するのは、常識にとらわれない、けれどもどこかエレガンスを感じさせるアイテム。こちらも今回rooms初出展のブランドで、ラインはブレスレットのみ。淡いゴールドを基調に落ち着いたトーンとなっており、質感のある大振りなデザインとうまく調和して、全体にみずみずしさを演出。

Fil D’araignee / F.D per fil d’araignee
2002年設立のフィル・ダレニエと、11A/Wより新たなラインとして誕生した、カジュアルなアイテムを取り扱うF.D。
フィル・ダレニエはファンタジーをテーマに千鳥格子や、宝石を表すビジュー、ピンク素材を用いたストールやスカーフを展開する。宮島さよ子を中心とするデザインチームによって、日本はもとよりフランスやインドの素材を用いるという国際色豊かな作品が制作されていることにも注目だ。
一方F.Dの方はバッヂやパッチワーク、そしてバッグと、ビビッドでカラフルな作品を展開する。バッヂに関しては、花から動物、どこかの民族まで様々なデザインが施され、ここにも国際色の豊かさが垣間みられると同時に、細部に及ぶ、丹念なディティールのこだわりを見ることが出来る。

MAURICE&MOI
MAURICE&MOIとは、マルセイユの新進気鋭のデザイナー2人が手がけるブランド。こちらの新作は、全てメードインフランス。ヌバックのエスパドリーユとカラフルなレペットライクのシューズというライン。ヌバックの方は涼しげなデザインに相まって、裸足でも快適な革素材が使われ、水にも強いという機能性も両立する。一方のバレーシューズの方は、パステルカラーで彩られたものからエナメル製まで遊び心満載のデザインで展開。こちらも総皮なので、裸足で履いても快適な履き心地を実現する。

Photo & Text:Yoshiaki Miyahara, Ryuichiro Imae

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