世界中40カ国、90都市デザインや品質、そしてユニークな個性を併せ持ち、競争力の高い市場の中でもその価値を証明し続けているスペインの靴。
そのスペインの有望な靴ブランドが一堂に会する「シューズ・コレクションズ・フロム・スペイン・エキシビション」が開催された。
その中でもPons QuintanaとART / NEOSENSの2つのブランドをピックアップした。
Pons Quintanaはスペインのマオン、メノルカ島に1953年に子ども靴を創るブランドとして始まった。
このブランドの代表的でありもっとも特徴的な靴はバッファローの皮が編みこんで作られたelだ。この編み方は60年代後半に伝統的な編み方を使い作られ、現在でもその歴史を受け継いでいる。
日本では20年以上取り扱われており、多くの人に愛用されている。
ART / NEOSENSは同じ会社だが各々違うチームがデザインを担当する。
ARTは若い人向けのラインで靴それぞれに各国の都市の名前が付けられ、靴底には上海なら鯉といったその都市の特徴とイメージの飾りが施されている。
カラフルな刺繍や靴と合わせるアイテムなどを一緒に提案していて、都市の名前と靴底の飾りから好みを探すのがとても楽しい。
NEOSENSはシニア向けのライン。
ワインの産地で有名なラ・リオハ州で作られおり、靴底にはラ・リオハ特有の花やおがくずなどが圧縮ゴムで施されている。
また多くの靴が手作業で作られているため、長く大切に履けるものとなっている。