アートとテクノロジーがダイナミックに融合する”MEDIA GEIJUTSU”。今回、文化庁メディア芸術祭15周年を記念し、日本人大賞受賞者等を集めた企画展をEYE OF GYREで開催されている。
文化庁メディア芸術祭アート部門を中心に、日本人大賞受賞者等にフォーカスし、アートとテクノロジーがダイナミックに融合した新しい表現による展覧会を、2つのテーマ、「Flow」&「Bright」で展開。日本人らしいテクノロジーの使い方と、新しい感性によって作り出された表現の数々が公開されている。
MEDIA GEIJUTSU[Flow]では磁性流体や非線形構造をベースとして、アート表現におけるダイナミズムを追究する2人の女性メディア・アーティスト、児玉幸子氏《モルフォタワー》、木本圭子氏《Imaginary Numbers》《多義の森》《dimension rendez-vous》を選出。新素材や独自のプログラミングを用いつつ、有機的かつ生物的なダイナミクスを表現する作品を披露した。
MEDIA GEIJUTSU[Bright]ではコンセプトを「相反するエレメントである光と影。これらが作品成立の契機となり、影あるいは光が様々なイメージを描き出し、見る者に対するインタラクションを引き起こす作品を紹介。」とし、近森基氏++久納鏡子氏(plaplax) 《Tool’s Life》シリーズ、クワクボリョウタ氏《いち、に、たくさん》(GYREバージョン)、トーチカ氏《Green Fairy》の作品群が披露される。
会期:[ Flow ] 2012年 1月25日(水)〜 2月7日(火)
[ Bright ] 2012年 2月10日(金)〜 2月26日(日)
*2月20日(日)は休館日
会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F
東京都神宮前5-10-1 T:03-3498-699