国際エクスプレスとロジスティクス業界のグローバルリーダーであるディー・エイチ・エル(以下、DHL)は、10月16日から22日まで東京で開催されるメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京のオフィシャルロジスティクスパートナーとしての輸送面での運営サポートに加え、日本のファッション・アパレル業界のさらなる発展を支援すべく「DHLデザイナーアワード」を創設し、17日に第1回受賞者を発表・表彰した。
本アワードは、高い創造性と技術を備え今後世界での活躍が最も期待できる気鋭のファッションデザイナーを表彰するもので、副賞としてDHLが総額50万円相当の海外発送を提供する。受賞者は、DHLとメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京の主催者である一般社団法人ファッション・ウィーク推進機構(JFW)により、今回出展した約40名のデザイナーの中から選考された。
今回第一回目の受賞者として選ばれたのは、独自のスタイルを創り上げ、国内外のプレス・バイヤーから高い注目を浴びている「motonari ono」。日本やヨーロッパで学んだデザイナーの小野原誠(オノ モトナリ)氏の作品は、ゲームやアニメからインスピレーションを得た、現在の東京の一面を感じさせる独創性に富んだデザインを繊細な技術で完成度の高いモードの世界に引き上げ、レースやフリルをふんだんに使ったエレガントな世界観を創り上げている。この世界でもほとんどみられないブランドの世界観と29歳という若さで世界進出にも積極的な姿勢が選考のポイントとなった。表彰式は、10月17日(月)にメルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京のレセプションパーティにて行われ、DHLジャパン マーケティング本部長 高田淳子氏よりアワードが小野原誠氏に手渡された。
DHLジャパン 執行役員 マーケティング本部長 高田淳子氏は「今後のファッション界をリードする若手新鋭デザイナーの世界進出を、当アワードを通じて支援できることを大変嬉しく思います。DHLは今後も日本発ファッションのグローバルな発展をサポートし、最新トレンドを世界市場にいち早くお届けし続けられるよう、信頼の国際エクスプレスサービスをより一層強化していきます」と述べている。
メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京は、日本のクリエイティブで高品質なファッションを世界に向けて発信していくと同時に、東京が世界のファッションビジネスを率いていく重要な拠点としての機能を高めることを目指している。DHLは、グローバル規模で開催されるIMG主催のファッション・ウィークのオフィシャルロジスティクスパートナーとして、4年連続でロジスティクス面のサポートをおこなっている。
ファッション・アパレル業界は、国際輸送ニーズが最も高い業界の1つ。DHLは、素材の調達からサンプル生産、店舗への配送、倉庫管理、eコマースへの対応など多岐に渡るサービスの提供をおこなっており、多様に変化するニーズにもスピーディーに応えることができる専門知識と実績、グローバルネットワークを持っている。DHLは、今後さらにグローバル化が進むファッション業界をロジスティクスにおけるあらゆる面でサポートできる体制を強化していく。