2011年8月19日、原宿の複合ビル”GB(Generation Building)”のリニューアルオープンに伴いCANNABISが装い新たにオープンした。
音楽・ファッション・アートを切り口にアウトサイダー達の集まる場所を目的としたセレクトショップ、というコンセプトはそのままに、70年代後半~80年代のニューヨークのスラム「WE’RE DESPERATE」をイメージしたアウトサイダーが集まるガレージを表現した店内。
隣のフロアには、新たに期間限定のギャラリー”ABYDOS(アビュドス)”を併設。
古代エジプト神話に登場するオシリス神復活の池であり、芸術作品を生み出す場所の起源となるABYDOSに由来している。現在のTOKYO、現在の日本で、同時多発的に生まれ続けているアートのピースを展示していく。
1st Exhibitionとして、CANNABIS×YOSHIROTTENを開催。
ファッション、音楽、インテリアなどジャンルレスで活動するYOSHIROTTEN。
YOSHIROTTENが自ら手掛けた、白を基調とした内装には特注で作られた棺のラックなどが並ぶ。奥にはグラフィックアート作品”THE THIRD EYE!”が展示され、今回のために作られたオリジナルTシャツやTHE EROTIC CITYとのコラボTシャツも含め、全て販売されている。
ギャラリー内では、BODYROTTEN(BODYSONG+YOSHIROTTEN)、JOHN LAWRENCE SULLIVAN、HIRO、JUVENILE HALL ROLLCALLなどYOSHIROTTEN氏に関係の深いブランドのアイテムが扱われている。
限定アイテムには、下記のアイテムが登場した。
【JUVENILE HALL ROLLCALL × YOSHIROTTEN × CANNABIS】
JUVENILE HALL ROLLCALLとYOSHIROTTENがコラボレーションしたZINEとそのグラフィックを使用したTシャツのセット
【JUVENILE HALL ROLLCALL × CANNABIS】
古着のモッズコートを使用し、デザイナーがハンドリメイクした3枚限定のアイテム
【Limited George Cox】
JUVENILE HALL ROLLCALL / DRESSEDUNDRESSED / NEON SIGN / LITTLEBIG / Barbudos の5ブランドがGeorge Coxに別注をかけたシューズ
今回の展示は1ヶ月内に10日ごとで3回、展示作品が変わるため、頻繁に真新しい作品に出会うことが出来る。
ABYDOSでは、アーティストの作品発表の場としてだけでなく、展示会を行うなどファッションを軸にアートに積極的なアプローチをしていく。アーティストが期限や時間に縛られずに、自由に表現できる空間を目指している。最新カルチャーの発信地として今後の展開に注目したい。