2011年7月30日、文化服装学院にて高校生ファッションデザインアワード2011 の表彰式が行われた。
高校生ファッションデザインアワード2011 表彰式では応募作品1,727点のうち、最終審査進出に選考された12点から最優秀賞(文部科学大臣賞)、優秀賞(文化服装学院賞、産経新聞社賞、全国高等学校長協会賞)の受賞者が決定した。
最優秀賞 「真髄」 山口友理
文化服装学院賞 「EBITEN」 菅野歩美
産經新聞社賞 「私の中の構造」 池田ゆうみ
全国高等学校長協会賞 「開華~bloom~」 大塚華菜
今回、最優秀賞を受賞した「真髄」の制作にあたった山口友理さんは、骨の生々しさを帽子に使用される土台を用いて曲線で表現したという。
最終審査進出12名は文化服装学院服装科2年の学生がサポート生となり共同で作品を制作するが、高校生と現在服作りを勉強している学生が直接やり取りをしながら作品を作り出すこの取り組みは、技術面やアイディア面でお互い学ぶことの多い貴重な機会となっている。
高校生の発想豊かなアイディアが詰まった作品が並び、受賞者は今回の受賞を機に「今後も様々なファッションコンテストに参加し、成長していきたい」と積極的な姿勢をみせた。