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Wendy Bevan : The Pain of Desire

6月16日〜ロンドンのカムデンのThe Cob Galleryにてフォトグラファー、アーティストであるWendy Bevanの初となるソロ・エキシビジョン「the Pain of Desire」が開催されている。

Wendy Bevanはファッション・フォトグラファーとしてI-D、Self Service、V Magazineなど数多くのファッション・マガジンにて撮影を経験し、自身のシュールレアリスム的美学、また巷にあふれるつやつやしたデジタル加工されたイメージに対するオルタナティヴとしての柔らかく交感的なスタイルが特徴的である。

今回のエキシビジョンでは、女性の欲望の人工的で派手な様と、アイデンティティーや成功という規定された概念を追い求めることによる内なる痛みを、恐ろしくも美しい、ノスタルジックでありながらタイムレスな作品に表現した。

Wendyは写真の他にも様々な方法での表現を試みており、会場ではNeon O’clock Works(ヘア&ヘッド・プロップアーティストのTomihiro Kono氏とフォトグラファー、フィルムディレクターのSayaka Maruyama氏によるクリエイティブ・ユニット)とコラボレーションし制作されたフィルムが上映され、フィルムに使用されたヘッドピースなども展示されている。

Wendy Bevan : The Pain of Desire
会期:2011年6月16日〜7月30日、12pm〜7pm (日曜、月曜は定休日)
会場:The Cob Gallery
205 Royal College Street, London NW1 0SG
入場無料
http://www.cobgallery.com/
http://www.wendybevan.com/
http://soundcloud.com/temper-temper
http://www.neonoclockworks.net/
http://www.tomihirokono.com/
http://www.syk-jp.com/

Photo:Wataru Fukaya Text:Yasuyuki Asano

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