Diesel FW11Previewコレクションのテーマはミュージック。コンテンポラリーなグランジルックはDieselが今期イメージするバンド、The Brave Nativesのツアースタイル。ハードな加工のデニムにはバイカージャケットを合わせて。音楽のエッセンスやトライバル風のグラフィックに、加工デニムやﾚｻﾞｰアイテムをコーディネートしたスタイルは、この秋のトーンそのもの。
まずはデニム。レディースコレクションからは、特殊なウォッシュ加工で、ランダムなムラ感に仕上げ、霜が下りたようなニュアンスをカラーで表現したボーイフレンドデニムFayzaや、スーパースリムレッグかつ超ストレッチのグレーデニム。メンズの主役は、手作業でサンドペーパー加工を施したデニムや、ボリューム感のある縦糸と滑らかな横糸でウヴィンテージ感を出した(Vintage flame)のROMBEEたち。
バンドを結成しミュージシャンとしてスタートしたばかりのころは1枚でフル活躍するアイテムが重要。ネイティブアメリカンのエッセンスは音楽にインスピレーションを与えるだけではなく、コレクションの随所にみられるグラフィックプリントやDieselのアイコンの モヒカンロゴにも影響を与えている。
The Brave NativesのツアーはFW11 シーズンコレクションへと続いていくにつれて、さらにロックやミリタリーテイストが盛り上がっていく。
