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POTTO collection 「100円ショック」/ トークショー at Laforet HARAJUKU

2011年3月18〜27日の期間、ラフォーレ原宿エントランスにて“100円ショック”の看板を掲げたショップが期間限定でオープンした。
POTTOのデザイナー山本哲也氏がクリエイションを手がけ、“ミキリハッシン”のディレクター兼スタイリストのヤマグチソウタ氏がプロデュースしたこのショップは居住空間に見立てられ、100円ショップで販売されているタオル生地を使用して作られたキャップや、ツボ押しグッズをトグルボタンに見立て作られたシャツ、服の他にも洗濯バサミで作られたシャンデリア等、100円ショップの製品を素材に使用した衣服や生活用品が販売された。

期間中の3/26にはラフォーレ原宿パノラマルームにて、ヤマグチソウタ氏、POTTOデザイナーの山本哲也氏、山本氏とノイズデュオ“YESTERDAY BOY”としても活動している音楽家の荒木昭義氏、そして特別ゲストとしてファッション評論家の平川武治氏、ハイファッションオンラインのディレクター西谷真理子氏を迎え、本店“100円ショック”のトークイベントも開催された。
今回のショップ開店の経緯についてヤマグチソウタ氏は「元々あった山本さんのデザインをベースに手がけた。」と言う。これについて山本氏は「100円ショップの商品で服を作ったりシャンデリアを作ったりする事は以前から行っていたんです。作る事が好きで作っていて、作る事が生活の一部。その結果として気に入ってもらえれば嬉しいです。」と語る。
イベントの客席にはタオル地で作られたキャップとビニールシートで作られたブルゾン、POTTOの服を着た来場者も。
『100円ショックについてどの様に感じますか?』という問いには、
平川氏「ファッションというのは何でもありの自由な世界だと思うんですよね。どういうマインドでどういう風に関わって行くか。好き嫌いもあると思うし。只、今の時代は作る方法、アイディアが何でもある為に自由が無い。その中でのこの“100円ショック”というのはアイディアの1つだと思う。山本君、楽しい事をやってくれてありがとう。」
西谷氏「POTTOが好きな人以外も、色んな人が色んな着方を出来ると良いなと思います。セクシーに着たり、可愛く着たり。」と述べ、他にもファッショントークやフリートークを交えながら、来場者はファッションの第一線で活躍する彼らの言葉に真剣なまなざしで耳を傾けていた。

Text:Kumiko Kobayashi

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