渋谷クラブ・クアトロでThe Libertinesのフロントマン、カール・バラー、ソロ名義としてのライブが行われた。セットリストはソロアルバム「CARL BARÂT」をメインに、The Libertines 、Dirty Pretty Thingsの曲から構成されていた。
今までのバンドで見るステージとは違い、まるで楽団を率いている姿に一瞬違和感を覚えたが、それは新鮮な驚きだというのを演奏が始まってすぐに分かった。
軽快さ、切なさ、激しさ、曲ごとにオーディエンスの情景までも変わる様子はまるで会場全体がカール・バラーの作り上げる物語の舞台になったかのようだ。
シアトリカルな美しさや儚さがあるソロアルバムからの曲と、まさにバンドサウンドのThe Libertines やDirty Pretty Thingsの曲で巻き起こる熱気の篭った大合唱も、様々な全ての要素がひとつの浮世離れした空間を作りあげるピースだった。
1. Je Regrette, Je Regrette
2. Run With The Boys
3. The Man Who Would Be King
4. Carve My Name
5. She’s Something
6. Deadwood
7. The Magus
8. So Long, My Lover
9. Up The Bracket
10. Irony Of Love
11. Death Fires Burn At Night
12. What Have I Done
13. Death On The Stairs
14. Bang Bang You’re Dead
15. 9 Lives
16. France
17. The Fall
18. Shadows Fall
19. Truth Begins
20. Time For Heroes
21. Music When The Lights Go Out
22. Don’t Look Back Into The Sun
artist: CARL BARÂT(カール・バラー)
title: Carl Barât(カール・バラ―)
label: Arcady Records / PIAS Recordings / Hostess
発売日: 絶賛発売中
定価 : 2,300円(税込)
※日本盤のみボーナストラック、歌詞対訳、ライナーノーツ付