7月3日(土)にルーマニア発のブランドRozalb de Muraによるチャリティーイベントが行われた。主催はlaBOMBA というコミュニティーアートセンターで、彼らは、隣国のブカレストなどに住むジプシー達の生活や問題に人々の注意を喚起するために活動している団体。
この日は、ジプシーの子どもたちとエレクトロシーンで活躍する音楽家たちとのジャムセッションや、コミュニティーで得られた廃棄衣料を使った12ルックものファッションショーが、ジプシー達のいる1週間の居住区となった地域で行われた。このために作られたルックは、文化摩擦の記録であり、かつ、Rozalb de Muraの概念的世界と 地元の活発的な女性 (美や誘惑、アイデンティティー、フェミニン、ファッションに対しての率直で魅惑的な理解を確実に持つ人々)との自然発生的なコラボレーションとなった。
開催地はとてつもなく多くの人々でミックスされジプシー、ヒップスター、ファッション業界の人間、たくさんの子ども達その幅は広い。そこにいたすべての人びとは、このイベントをさぞ楽しんだことだろう。laBOMBA での経験は、驚くほど素晴らしく、きわめて価値のあるものだったに違いない。laBOMBAには小さいアトリエがあるが、、これからGyarfasがバッグのパターンをデザインし、アートセンターでの活動のために資金集めとして、そのバッグを生産する予定である。これからも注目すべきチャリティーイベントである。