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東京から、世界へtokyoeye 上海結果報告


経済産業省による、日本のファッション発信力強化に向け、日本ブランドの海外展開を支援する事業、「tokyoeye」(トーキョーアイ)が、上海・プロジェクトとして、“久光百貨店”でのB to C(2009年12月1日~2010年3月31日)および“上海マート”でのB to B(2009年11月10日~2010年3月31日)が実施された。

以下、上海・プロジェクトに関しての報告が届いている。

■参加ブランド
アパレル
- AGURI SAGIMORI/アグリ サギモリ(レディス)
- Betty Smith/ベティ スミス(レディス)
- BOW BELLS HOUSE/ボウベルズハウス(メンズ・レディス)
- Cathy Jane/キャシージェーン(メンズ)
- everlasting sprout/エヴァーラスティングスプラウト(レディス)
- graniph/グラニフ(メンズ・レディス)
- G.V.G.V./ジーヴィージーヴィー(レディス)
- Johnbull/ジョンブル(レディス)
- leur logette/ルルロジェッタ(レディス)
- NAVY.WO/ネイビー・ウォ(レディス)
- near.nippon/ニアーニッポン(レディス)
- SCROLL/スクロール(メンズ)
- TOMOE ISHIKAWA/トモエ イシカワ(メンズ・レディス)
- WJKW/ダブル ジェイ ケイ ダブル(レディス)
アクセサリー&雑貨
- ash&diamond/アッシュ アンド ダイアモンド(アクセサリー)
- MSPC PRODUCT/マスターピースプロダクト(バッグ)
- selvedge /セルヴィッジ(バッグ)
- steteco.com/ステテコ ドット コム(アンダーウェア)

■久光百貨店B to C(2009年12月1日~2010年3月31日)
tokyoeyeと参加ブランドのイメージ訴求と認知度の向上、そして日本のブランドに対する中国の消費者の反応を調査するため、 “久光百貨店”にて、2009年12月1日~2010年3月31日の期間、tokyoeyeのコーナーを設け、販売を実施いたしました。
久光百貨店は、その高級感のある内装に定評があり、上海近辺だけでなく地方からの観光客も取り込んでいる人気の百貨店です。また日本ブランドの取り扱いが多いことでも知られています。
今回のtokyoeyeは、3階エレベーター横の、多くのブランドが出店待ちする人気のコーナーでの展開となり、集客も順調の中、日本のブランドを販売。その反応を調査いたしました。
中国の消費者の反応として特徴的だったのは、サイズが日本の女性よりも大きいこと、また価格に対する感覚がシビアであること。逆に気に入ったデザイン、ブランドに対しては価格を気にせず購入するという傾向も見られました。
売上では、デザインや商品の品質、買いやすい価格から、Betty Smithとgraniphが特に実績を残しました。

期間中には、graniphによるtokyoeyeオリジナルTシャツの販売も行なわれました。graniphの人気グラフィックに、tokyoeyeのロゴをあしらったデザインで、今回のイベントをアピールしました。

■ “上海マート” B to B(2009年11月10日~2010年3月31日)
2009年11月10日から約5ヶ月間、上海マートにて展示商談会を実施いたしました。
巨大な展示スペースを持つ上海マートは、フランスの小売り大手カルフール等の外資系や、日系企業も多くオフィスを構える、展示会場とオフィスが一体となった施設です。
会期中は、百貨店や専門店のバイヤー、代理商等が会場を訪問。日本ブランドに対する関心は非常に高く、多くの商談が行なわれました。 専門店からのオーダーを受けたブランドや現地小売店から引き合いがあり、テスト販売を開始したところなど、最終的には約5つの参加ブランドが中国進出に向けた取組を始めております。

特に顕著だったのは、代理商等が、ブランドに商品カテゴリーやアイテムのバラエティを強く望んでいる点でした。理由としては、彼らが上海等に多数建設され始めている大型商業施設への出店ブランドを探しており、店舗展開するために商品構成の広がりを重要視しているから、とのことでした。

後発で行われたパリプロジェクトの方もTranoiにスペースを設け期間中には多数の人が訪れていた。短期間だったが何個かのブランドがオーダーを受けたと聞いた。実力があるのに商談が苦手なブランドや若くても魅力的なブランドが東京にはたくさんあると思うのでこれからもこういった事業でファッションをサポートしていって欲しいと思う。

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