先日行われたYEAH RIGHT!!のインスタレーションライブ”YEAH LIGHT!!”について。
『くだらなくて、愛おしい場』を作りたいと思い、準備を進めました。
”音と光と映像のライブ” 音と光編
ぼくたちはアトリエで日々ミシンを踏み、服を作っています。
このミシンが服を縫うぼくたちの楽しさや、辛さを楽器のように音を出して表現してくれたら、
それをギタリストのようにライブでウィンウィンやったら、みんなハッとしてしまうのではないだろうか。
という無茶な妄想に応えてくれたのは、
system development : UNIBA Inc.
・software debelopment : hideyuki saito , rei kawai
・hardware debelopment : hideyuki saito
・assistent engineering : jun komatsu
sound produce : twoth (border recoards)
UNIBA 斉藤氏が
『ミシン各部の動作をセンシングした結果はXBee(無線)経由でPCに取り込まれ、各値が音のパラメータにマッピングされています。ペダルを踏むと再生速度が変化する、返し縫いのレバーを押し込むと逆回転するといった感じです。
それらの値の中から特に縫い針の落ちるタイミングを取り出してLEDの点滅などに割り当てました。
これらの処理を主に行うのはCycling ’74社のMaxで制作したアプリケーションです。LED用のデバイスとの通信にはProcessing製のプログラムを使用しています。ハードウェアはArduinoがメインです。』
と語りながらミシンに仕掛けを作り、針が落ちると音が轟き、ライトが明滅する楽しい器ができました。
つづく。