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SHUN OKUBO

SHUN OKUBO / 大久保 俊

エスモード東京校で学んだ後、2002年パリに渡りステュディオ・ベルソーに入学。同校卒業後ROBERT NORMAND,BALENCIAGA,HAIDER ACKERMANN等のメゾンで経験を重ねる。2007年、ジュエリーブランドSHUN OKUBO&ASSOCIATESを立ち上げる。2009年、株式会社SHUN OKUBO&ASSOCIATESを設立。

Official HP: www.shunokubo.com
Twitter: http://twitter.com/SHUN_OKUBO

New Jewelry at 銀座三越

(新シリーズ”HISTOIRE(S)”より、HORSE  piercing。/ photo powered by iPhone)

昨年の12月、ホテルクラスカでのイベントを皮切りにNew Jewelryというイベントに参加させて頂いております。

現在、銀座三越でのイベントが行われており、SHUN OKUBOは明日、8日まで新作を揃えお待ちしております。9日からはブランドを入れ替え15日まで催事を行います。

SHUN OKUBOでは昨年から好評のダイヤモンドクオーツのジュエリー、ロングセラーのスパイラルスターシリーズなどをはじめ、ブランドの新ライン「HISTOIRE(S)」(イストワール)を初めて展示・販売致します。HISTOIREとはフランス語で歴史、物語を意味します。今回、フランスで買い付けた1950年代のテアトル衣装用の装飾的なボタンをモチーフに銀でジュエリーを制作しました。装飾の歴史の欠片・徴を可視化すること、アンティーク品の中に秘められた物語を掘り起こすこと。シリーズ最初の今作は、酸でシルバーを鮮やかに白色化させた、新たな銀の魅力を引き出したアイテムが揃います。

さて、このイベントは都内のジュエリーギャラリーとファッション業界のプレスの方が中心になって立ち上げたイベントで、

彼らが厳選した様々なジュエリー作家が参加しています。今日は何組かのブランドをご紹介致します。

ちなみに、僕から見た勝手な感想や、第三者的な視点からの説明であり、各ブランドのオフィシャルな見解ではありませんのでご注意ください(笑)僕の勝手なお勧め&ご説明です!

SIRI SIRI

デザイナーの岡本菜穂さんが手がけるジュエリーブランドです。

代表的な素材はガラスで、技術の非常に高い加工を職人さんとともに行い、

丁寧にデザイン、製造された素晴らしいジュエリーです。

素材の合わせ方や造形など、挑戦的で実験的、つまりコンテポラリージュエリーの要素がたくさん詰まったアイテムであり、

且つ、透明感や、清潔さ、簡潔なデザインからくる強さは素晴らしいです。

素材はガラスの他にも、藤、皮、木など自然由来のものがほとんどなのも、

このブランドにpurenessや普遍性を感じる理由でしょう。

tortue

加藤琴子さんと五十嵐彩子さんによるジュエリーブランド。

五十嵐さんは友達の友人であったことから、彼女たちがブランドを始めた頃から知っています。

女性らしい可愛らしさと、ユーモア溢れるデザイン。

でもそれでいて身につけると安心感を覚えるような暖かみ。

一般的でステレオタイプのジュエリーの構造を組み替え、驚きを誘うという手法は、

うちのブランドの精神にも繋がるところがある気がしていて、勝手に親近感を持っております。

ぜひ一度、お手に取って体験して頂きたいです。

maison des perles

小林モーコさんがデザイン、製作する刺繍のブランドです。

New Jewelryでは『 piece de conversation 』=話題の手がかりをテーマに1930年代のアンティークビーズに厳選し一つ一つ作るビーズ刺繍のアクセサリーを出品されています。フランスのモードの某メゾンでも仕事をされていたモーコさんが作る、動物、雷、クジラ、お化けなどの様々なモチーフのネックレスやブローチは、その技術から発せられる知性とのギャップが唯一無二のファンタジーを作り出しています。ハイファッションにも合わせられる、こんな愛らしい装飾品を作れるのはモーコさんだけ。

proof of guild

デザイナーの竹内稔さんがデザインから製作まで手がけているブランドです。

様々な貴石、美しい構造とフォルムが特徴的。

たとえば“線”をモチーフにした作品は、そのラインは力強く、そして安定感に満ちています。

竹内さんのデザインは美しい有機的な曲線が舞う中、決して危うさを感じさせないところが、

単なる工芸を越えた現代作家たる真骨頂です。

ということで、他のブランドのご紹介でした。

SHUN OKUBOは明日まで!ぜひ新しいラインであるHISTOIRE(S)シリーズを手に取って頂き、

ご覧頂ければと存じます。ご来場を心よりお待ちしております!

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