今日は、我々OESTUDIOが参加している
ショールーム、Rio A-Porter の最終日。
ファッションショーは、普段の仕事の一環では
中々機会のないテーマを取り上げ、やりたい表現を
好きな方法でやりきるスタイルなので、クリエイティブの
面で言えば、正直ラクちんだったりもします。
むしろ、その溢れ出したアイデアちゃんたちを、
Monday to Sunday、デートからビジネスシーンまでと、
普段着る為のプロダクトに落とし込む作業はかなり
ストイックに行うので、どうかすると禅問答の世界に通じる
苦しみがあったりもします(笑)
しかし、その禅問答の世界から抜けて、我々も、バイヤー達も
そして最終的に、ブラジルの各地方にすむお客さん達にも喜んで
もらえる服が出来たときの喜びは、ファッションショーとは違う
喜びがあり、ソコがモノづくりの醍醐味であったりします。
逆に喜んでもらえなかったりしたら、自己全否定、世界の終わりの
気持ちになったりするから大変ですが。
OESTUDIOの良い所は、縫子さんから、お掃除の
ヒト、デザイナーまでフラットにチーム全員で
服が売れた喜びや悲しみを分かち合える所。
服を好きなみんなが頑張って考えて作った服が売れて、よかった!
って喜ぶシーンなんて、今のFashion のマーケット構造から
みると、昭和過ぎて笑われるかもしれないけど、
でもそこがいいんだよ!リサーチ+最新のマシーンから出てきた
服だけの人生は送るんじゃない!とリオのビーチ沿いから
北方謙三並みに吠えてみました。え?古すぎる?ハハハ。
とかなんとか考えながらショールームで自らお客さんをアテンドさせていただき、
おかげさまで新規も含めたくさんの方に喜んでいただけました。
この土曜日はいよよ、OESTUDIOファッションショーです!
明日詳しい内容を日本の皆様にご紹介させていただきます。
NOBU