エイミー・グットマン女史 「リーク草案でわかったTPPの正体とは?」
ただいま、ネットでこのビデオが話題騒然となっております。
これ、日本国民全員見るべきです。
是非、拡散してください。
http://democracynow.jp/video/20120614-2
http://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48
以下、文章要約
デモクラシーナウ キャスター エイミー・グットマン女史
「リーク草案でわかったTPPの正体とは?」
パブリック・シチズン
ウォラック女史
「表向きは貿易協定ですが、実質は企業による世界統治です」
「全26章の内、貿易関係は2章のみ」
「他はみな企業に多大な特権を与え、各国政府の権限を奪うものです」
「これでは国庫の略奪です」
「これは、1%が私たちの生存権を奪うツールです」
「600人の企業顧問には草案へのアクセス権を与えながら 上院貿易委員会のワイデン委員長はカヤの外です」
「ワイデン氏は、核関連の機密も知る立場なのに 貿易協定という名の『企業の権利章典』は見られない」
「TPPはいわばドラキュラです。陽に当てれば退治できる」
「企業の権利の世界的な強制なんて私たちは許さない 民主主義と説明責任に反します」
「意見をいうことはできるが、環境から消費者、労働者まで 公益はなにひとつ反映されない」
「TPP交渉内容は、締結後4年間は非公開という密約もあった」
「TPPの狙いは貿易ではなく、セメントのような作用です 一度固まったらおしまい、全員が同意しないと変更できない」
「リーク草案が示唆するのは司法の2重構造です 国民は国内法や司法をつかって、権利を護り要求を推し進めますが 企業は別建ての司法制度を持ち、 利益相反お構いなしのお抱え弁護士たちが いんちき国際法廷に加盟国の政府を引きずり出し 勝手に集めた3人の弁護士が政府に無制限の賠償を命じるのです 規制のおかげで生じた費用を弁済しろとか 不当な扱いを受けたとか言って 国内の企業には同じ規制が一律に適用されているというのに」
「NAFTA以来 大企業は貿易協定を姑息に使って 規制を押さえ込み、底辺への競争を煽りました 交渉のたびに規制が緩和され企業の権限は拡大した 今回がとどめです いったん固まれば門戸を開き 広く参加国を募ります 企業の特権化を保証する世界的な協定になりかねません 為替と貿易制裁が強制手段です TPPは強制力のある世界統治体制に発展する恐れがあります」
「世界的なオキュパイ運動に対する企業側の反撃です 旧来の悪弊が一層ひどくなる さらに、交渉のゆくえによっては、既存の国内法が改変され 進歩的な良法が無くなるばかりか 新法の制定さえもできなくなる 医薬品や種子の独占権が強化され、医薬品価格つり上げのため 後発医薬品を阻止する案まである 各国の金融規制も緩和させられ高リスク金融商品も禁止できない 米国政府が金融制度改革で規制強化を進めている時にです」
「TPPは地域産業の優先を禁じます 地産地消や国産品愛好は許されないのです 環境や人権に配慮する商品も提訴されかねません TPPは企業に凄まじい権力を与えます 密室だから過激になった どこの国の人々も、こんなものは御免です 過激な条項を推進するのは米国政府です だから、陽の目にさらして分析することが重要です 何が起きているか人々に知ってほしい」
「クリントン時代にNAFTAを通過させた連中が好きにやった」
「1%の夢なのです。ありったけの金とロビイング力をつぎこんで
未来永劫に力を振るうのです」
以上引用おわり
「600人の企業顧問には草案へのアクセス権を与えながら 上院貿易委員会のワイデン委員長はカヤの外です」
どうも、政府関係者すら、内容知らないみたいですね。
もしかすると、オバマでさえ知らない可能性があると言ってました。
まして、日本の政治家など。。
本当にTPP交渉参加してはいけません。
絶対にです。