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contemporary creation+

contemporary creation+という東京・吉祥寺にある、ファッションとアートの境界線を辿る、
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contemporary creation+
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ザックジャパン ワールドカップ アジア3次予選ウズベキスタン戦ホーム分析

遅くなりましたが、サッカーです。

2014年ワールドカップ アジア3次予選 第6戦

2月29日(水)19:30 / 会場:愛知・豊田スタジアム

日本0−1ウズベキスタン
得点者 シャドリン(後半9分)

GK:1川島永嗣
DF:15今野泰幸
 5長友佑都
 →3 駒野友一(後半39分)
 6内田篤人
 20吉田麻也
MF:7遠藤保仁
 17長谷部誠
 10香川真司
FW:8藤本淳吾
 →21 乾貴士(後半15分)
 9岡崎慎司
 16ハーフナー・マイク
 →19 李忠成(後半21分)

この試合、
予選通過は決まっているし、順位も最終予選に関係無いという、はっきり言って消化試合。

モチベーションの欠如が懸念されましたが、案の定そうなりました。

ザッケローニにはいくつか選択があったと思うのですが、この試合には、欧州組を含むフルメンバーでの闘いになりました。

その理由として、ブラジルワールドカップアジア最終予選の3連戦が始まる6月まで、国際Aマッチデーが無いということがあります。

ようするに、この機会を逃すと欧州組を招集出来ないわけです。

なので、消化試合なんだけれども、無理矢理欧州組を呼んで試合を行ったというわけです。

ですから、基本的にテストです。テスト

選手達は、怪我しないように慎重に闘ってました。
その部分が、あと15セン足りないという状況の原因だったと思います。

一方、ウズベキスタンは、若手中心なので、アピールのためにガンガン来ました。

その差は大きかったように思います。

もちろん、この試合勝つためであれば、国内組中心でモチベーション高いチームでやれば勝てたかもしれませんが、もう、この試合しか最終予選まで呼べないという状況では、ザッケローニの気持ちも分りますという試合です。

で、いくつか気になる点がありました。

この試合、最終ラインは、バルセロナ方式でパス回しをしていました。
バルセロナ方式というのは、2センターバックが外に開き、ボランチの一人が後ろに下がってきて、両サイドバックは高く上がるという方式なんです。

でも、当ブログが再三指摘しているように、このやり方でこのメンバーだと、カウンターに弱いのが明らか。

基本フォーメーション

    ハーフナー
岡崎   香川   藤本
  遠藤    長谷部
長友 今野 吉田 内田
     川島

バックラインからのパス回し
こんな感じになります。

    ハーフナー
岡崎   香川   藤本
長友   長谷部  内田
     遠藤    
  今野     吉田 
     川島

この状態でボールを失うとどうなるか?

今野+遠藤+吉田の3人で対処するわけです。

3人とも足が速くないんです。

読みは速いんですよ、読みは鋭い。
だから、取れれば良いんです。

前線からプレッシャーがかかっている状況なら、上手くボールを奪えるんです。

でも、どこかでフリーでボールを持たれると危ないんです。

この3人とも、カバーリングがあまり上手く無いですから。

実際、失点したシーンが、もろにこれでした。

いや、上がっていた内田は、なんとか戻ってきましたよ。

内田のカバーリング能力というのはスゴいんです。
内田が居なくなった鹿島の試合を見るにつけ、内田の偉大さが分りました。

同様に、長友のカバーリング能力も極めて高いのです。

でも、二人が同時に上がっていたら、カバーリング能力が極めて落ちてしまうんですよ。

それがこのメンバーでありフォーメーションということです。

その日本の弱点をウズベキスタンは冷静に突いてきましたね。

ですから、このメンバーで闘うなら、バルサ型ではなく、ゆりかご方式、つまり、サイドバックの一人が後ろに余った状態で、センターバックの一人が前に行く方式が良いわけです。

このフォーメーション

    ハーフナー
岡崎   香川   藤本
長友   遠藤   長谷部  
     吉田    
  今野     内田   
     川島

又は、このフォーメーション

    ハーフナー
岡崎   香川   藤本
 遠藤  長谷部  内田 
     今野     
  長友    吉田       
     川島

これなら機能することが、過去の試合で証明されています。

バルサ型をやるなら、伊野波のような、足が速くてカバーリングの上手い選手を一枚センターバックに入れないとダメです。

では、なぜ又、バルサ型になったのか?
おそらく、遠藤と今野が同じチームになって、ガンバをバルサ型にしたからなのではないかと思います。未確認ですけど

藤春の居ない時のガンバのディフェンスの弱さにそっくりです。

そういえば、当時の安田のポジショニングと、この試合の長友のポジショニングがかぶりますね。。

それから、失点の場面は、今野のポジション取りを修正出来れば、ディレイ出来たと思います。
今野がカバーリングの位置に入ってしまったので、相手のパスコースの選択肢が増えてしまい、他の選手のポジショニングを難しくしていました。
それが失点の直接の原因でしょう。

あの場面では、今野は、相手フォワードをオフサイドの位置にさせるポジショニングが必要だったと思います。

それから、藤本淳吾は、どうもフルメンバーになると機能しないようだ。
なぜなんだろう??
相性なのか?約束事の問題なのか?

国内組とは、あんなに機能したのに。

そして、乾だが、内側に入り過ぎだ。
が、フィットすれば、もっと上手くいくと思う。

そして、ハーフナーが機能しなかったのは、香川のポジショニングに原因があると思う。

香川が下がり過ぎて、ハーフナーを活かすことが出来なくなっていたのだ。

つまり、ハーフナーの側に人が居ない状態になっていた。
いや、長友は上がってきてましたけど。。

そこは香川のポジションでは??
基本的に長友は外を回った方が効果的=シュートの上手さが香川と長友では全然違う。
故に、香川がゴール近くに居た方が点が取れる可能性が高い。

長友は、インテルでも内側に入り込み過ぎるような気がしている。
もちろん、ゴールを狙ってアピールするためもあるのだろうが、あのポジショニングをすると、長友が最も得意とする裏へ抜けるスピードやカバーリング能力を活かすことが出来ないと思う。

インテルが弱いのも、このことと無関係では無いはずだ。

そして、この試合で長友がこのポジショニングをしたのは、左サイドが同型の岡崎だったせいもある。
左サイドの裏のスペースを取れる岡崎の存在が、長友の良さを消し、結果的に長友が内側に流れ、香川のスペースを消しという悪循環を生んでいたようだ。

岡崎が得意な左サイドでの起用というザッケローニの配慮が逆効果を生んだのだろう。

あくまでも、組み合わせの問題だと思う。

なので、この試合では、こうするのが良かったのではないかと思います。

    ハーフナー
香川   藤本   岡崎      
  遠藤    長谷部
長友 今野 吉田 内田
     川島

ただ、こうすると、藤本の左右両足が使えないというのがネックになってくるので。。

本田不在の場合は、やはりこれですね。

    ハーフナー
香川   憲剛   岡崎      
  遠藤    長谷部
長友 今野 吉田 内田
     川島

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