熊本県蘇陽町にあるこの橋の歩道?は
橋の下につくられています。
素敵な部分はそのような部分が橋の下に
設けられたという事ではなく、そこに
あるスペースの力です。
本来橋という物はある部分から違う部分へ
到達する為、またはその場を通るためにあると
私は理解していました。が、この橋に出会い
それが間違いであると気付きました。
人がそこを通るという事象に対して、立ち止まる、
憩う、眺める、楽しむという様なあたらしい価値を
この橋はその場に付加している。
何か点を場に代えているようなイメージ。
自分はファッションやデザインというものに対して
点の寄せ集めになりがちなので、そこへしっかりと
場を築いていけるようになりたいとそう思います。