アンジェロ・フィギュス
今はご存知の方少ないかもしれません。
僕は彼がアカデミーを卒業する年に製作した
コレクション”Quore di Cane”を偶然テレビで見た事が
デザインに対する気持ちに大きな影響を
与えました。
今でも鮮明に覚えています。
表現するべき物が表現されている
というか、洋服はあくまでツールであり
それを通して何を伝えるのかという
デザイナーのデザイナーであるべき
要素を深く追求していたデザイナーだと
思います。
fashionはあらゆる言語になりうる
そう感じさせるコレクションでした。
今は何か全てがスマートになり過ぎていて
見やすくなってしまった気がします。
でもそれは本当にファッションに
求められている事なのかと考えると
そうではないと思います。