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原宿kawaii文化の第一人者・増田セバスチャンがニューヨークで初個展を開催!テーマは「増田セバスチャンの七つの大罪」

原宿kawaii文化の第一人者であり、アートディレクターや6%DOKIDOKIのプロデューサーとしても活躍する増田セバスチャンが、ニューヨークで初の個展を開催する事を発表した。90年代前半はパフォーマンス集団を主宰して舞台などでも活動したが、本格的な美術の展覧会は初となり、事実上、本展覧会がアートシーンへのデビューとなる。
個展のタイトルは「Colorful Rebellion –Seventh nightmare-」。Colorful Rebellionとは「色彩の反抗」という意味で、今まで、原宿の街の風景画・街に集まる女の子の心象風景を表す作品を製作してきた。今回は「増田セバスチャンの七つの大罪」をテーマに、「自画像」としてのColorful Rebellionを製作する。
展覧会は2/27(木)から3/29(土)まで、ニューヨーク・チェルシーにあるギャラリー「Kianga Ellis Projects」にて開催。3/6(木)から3/9(日)の間はギャラリー内でスペシャルパフォーマンスを行う。

(左)作品「Colorful Rebellion」(2013) (右)2013年の公開制作展の様子

以下、本人コメント。

「このたび、初の個展を開催する事になりました。
ここ数年は、20年近く活動している原宿から外に出て、自分の創るものが、他のジャンル、そして、世界基準で通用するのか常にチャレンジしてきました。
アウトプットがどうであれ、僕の作品のコンテクストは、「原宿kawaii文化」です。昨今ではわかりやすい表面上の派手さや奇抜さばかりがクローズアップされていますが、元々、原宿という街の特異性は、誰にも邪魔されずに表現できる自由な場所だということ。そして、個人個人がバックグラウンドに持っているindividualな思い入れがあることです。それが、世界にも類をみないオリジナルのカルチャーを生み出す事ができた理由だと僕は考えています。

個展では、今現在も拡張をつづける原宿kawaii文化を、今までの作品のように「外側」から見つめるのではなく、「内側」から見つめる作品…自分自身をミニマムに焦点をあてた「自画像」として、Colorful Rebellionを製作します。モチーフとなるのは、現在過去未来が交差していく意識の中でもがいている自分自身。アーモリーショーのある3/6(木)から3/9(日)の期間は、僕の分身が空間の中に現れて、「七つの大罪」を完成させます。(この七つがどういうコンセプトの分類なのかは、開催まで公開しません)

自分が見せたい世界を、少なからず表現できるようになった今、あえて自分の事を誰も知らないニューヨークというアートのメジャーリーグで、より多くの人に原宿kawaii文化の本質的な部分を届けようと試みます。

今まで誰のお膳立ても無い中で雑草のように意地で道を切り開いて来た僕ですが、2014年は次の更なるステップに向けて、新しいスタートを切りたいと思っています。」

【展覧会開催情報】
Sebastian Masuda’s exhibition “Colorful Rebellion” -Seventh nightmare-
February 27 (Thu.) – March 29 (Sat.)
at Kianga Ellis Projects
516 West 25th Street, Studio 306B,NY
http://www.kiangaellisprojects.com/

【プロフィール】
増田セバスチャン
1970年生まれ。演劇・現代美術の世界で活動した後、1995年に表現の一環として、”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿・kawaii文化を発信するワールドツアー「Harajuku”Kawai”Experience」をスタート。原宿Kawaii文化の第一人者として、執筆・講演多数。
アートディレクターとして、きゃりーぱみゅぱみゅのワンマンライブの演出・美術、宮本亜門演出ミュージカル「ウィズ〜オズの魔法使い〜」美術監修、日本テレビ「PON!」美術セット、六本木ヒルズ「天空のクリスマス 2013」クリスマスツリーなどを製作。
原宿kawaii文化をコンテクストとした創作活動を行っている。

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