ナイキジャパンは、2012 年3 月11 日にランニングプロジェクト「RUN TOGETHER」を日本全国で実施した。昨年、未曾有の東日本大震災が起こった日に実施したこのプロジェクトは、みんなで心をひとつにすることで日本を元気にしたいと願う人々が走った合計距離を、現金に換算し, 復興支援のために役立てるもの。このプロジェクトでナイキジャパンは2,000 万円を被災地復興のために寄付する。
ランニングを愛する個人あるいはグループがNIKE+ *を使って参加し、3 月11 日の0:00 から24 時間以内で、当初は日本国土の1 周分に相当する32,000kmの走破を目指していた。参加募集を開始した直後から応募が寄せられ、最終的にRUN TOGETHER 専用サイトに登録された数は、12,114 人となった。
当日実際に走った9,609 名によるランニング合計距離は113,811km となり、当初の目標の3.5 倍―日本国土の外周を3.5 回走った距離に相当―となった。
このプロジェクトが始まって以来、専用サイトへのユニークビジターは1,041,728 件、SNS でもらった「いいね!」は、facebook の12,645 件をはじめ、合計22,042件となった。一般参加者から寄せられたSNS によるメッセージには、「少しでも日本に希望を与えることができるようがんばります。」、「この日を忘れない。この日から始まったいろいろな思いを忘れない。さぁ、走っていきましょう。いろんなものと繋ぎましょう。」、「1 日でも早い復興を祈りながら走りたいと思います。」など、多数寄せられている。詳細は専用サイト(http://runtogether.jp)にて。
また、このプロジェクトでは、実施に先立ち、国内外の30 名のアスリートから応援ビデオレターをもらっている。それらはすべてYouTube から見ることができる。
そのアスリートの中には、プロゴルファーの石川遼選手、フットボールの長友佑都選手(インテルミラノ)、テニスのラファエル・ナダル選手、長距離走のポーラ・ラドクリフ選手なども含まれている。
ナイキジャパンは、上限を2,000 万円とし、1km につき500 円を、SNS での応援は1 クリックに付き1 円を復興支援のための義捐金として寄付することを約束していた。今回の走行距離達成により、2,000 万円を米国のNPO であるArchitecture for Humanity*(http://architectureforhumanity.org/)を通して被災地に寄付する。
このプロジェクトは、NIKE+ があれば誰でも参加でき、合計距離は、NIKE+ によるオンライン上での登録によって算出した。また、実施日には専用ウェブサイトで、走行距離、残り時間などを随時発表した。
読者、視聴者お問い合わせ先:ナイキお客様相談室 0120-500-719